もうすぐはじまるよー Code4Lib JAPAN ワークショップ!


もうすぐですね。楽しみなワークショップです。

これまでにも、flickrについてあれやこれや書いてきましたが、今回のワークショップではもちろんデジタルアーカイブの[シェアリングシステム]として、flickrを使うのですが、その使い方だけで1泊2日はちょっともったいない…ということもあって、いままで僕が山中湖情報創造館でチャレンジしたアーカイブ手法を余す事無く大公開しちゃいます。

 デジタルアーカイブのこと、デジカメで写真を撮るということ、撮った写真をどのように活用できるか…ということ。

図書館におけるデジタルアーカイブには、図書館資料のデジタル化はもとより、実はそれと同じくらい…いやそれ以上に、「地域の記憶装置」としての図書館の役割があり、そのためのデジカメ写真や動画、録音などなどのデジタルアーカイブが実に重要な存在になる。
…なんだけど、まだ、あまり気づいてもらえないんです。

デジタルアーカイブという言葉が、あまりにも学術文化財的な対象ばかりで、そのための撮影などには、実に膨大な手間と費用がかかっていたりする。それだけに「デジタルアーカイブというと何かとても大変なことでお金がかかる事」と思われがち。でも、そればかりがデジタルアーカイブではないんです。なので僕は最近こんな風に呼んでます。

 デジタルアーカイブからコミュニティアーカイブへ。

と。地域の過去・現在を記録に留め、それを今を生きるひとと未来の人たちに伝え残す。それはたぶん他のどの施設や機関でもない…そう「図書館」が担うべき役割なのだと思うのです。これまでにも背表紙がついた資料であれば、郷土資料や地域資料の名の下に収蔵されてきましたが、これからの図書館像からその次の図書館像に成長する有機体であるならば、なおさら「地域の記憶装置としての図書館機能(サービス)」は重要なものなんじゃないか…って、思うのです。

今回のワークショップでは、終了後に即実践できるテクニックを身につけると同時に、そんな「地域の記憶がかり」としての図書館員になるためのレクチャーもプログラムの中に入れてみます。

乞うご期待。

もうそろそろ締め切りますけど、やっぱり参加したい!という方はぜひこちらにお申込下さい。
http://bit.ly/9DHODx